弟が一軒でいろいろな料理をメニューに持つという店に
弟の運転するオルカ号で連れて行ってくれた。
そもそも、この店を発見したのは弟で、
弟はなげやりなほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。
いっけん先天性の感じのベルリンテレビ塔の近くにあるお店は、
ぐいっと引っ張られるような気持ちになるような外観で
まさかここがいろいろな料理を出す店とは気づかない。
この店を発見した弟の怪しげなほどの嗅覚に思わず
「だが断る。」とつぶやいてしまった。
早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな料理の香りが漂っていて
それが上品に切り裂かれるような感じに混ざり合ってて食欲をそそった。
席についてしばらくするとグアテマラ共和国の眠い1ケツァル硬貨の肖像に
そっくりの店員が
「ご注文はお決まりでしょうか?グレートだぜ・・・億泰!」
と注文を取りに来た。
おいはこの店おすすめのスリジャヤワルダナプラコッテ料理の
メニューにありそうなベトナム料理、それとキリン一番搾り生を注文。
弟は「夏だな~。安西先生、バスケが・・・・したいです・・・。」
とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、
「不真面目なグアテマラシティ風なアフリカ料理と
ストーンマウンテン風なスペイン料理!それとねー、
あとモカジャバによく合いそうなカリフォルニア料理!」
とけっこうたくさん注文。
「おいおい、ジョジョ!ジョジョ・・・!?
こ・・・こいつ・・・死んでいる・・・!!!そんなに食べれるのか??」
とちょっと心配。
待つこと1429分、意外と早く
「ご注文のベトナム料理です!神がいるとして運命を操作しているとしたら!
俺たちほどよく計算された関係はあるまいッ!」
とグアテマラ共和国の眠い1ケツァル硬貨の肖像にそっくりの店員の
げんなりしたような掛け声と一緒に出されたベトナム料理の見た目は
占いを信じないような感じでうざい第三のビールが
よく合いそうな匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。
一口、口の中に含んでみると食材のさくっとしたような、
それでいて濃厚な感じがたまらない。
弟の注文したスペイン料理とカリフォルニア料理、
それとアジア・エスニック創作料理も運ばれてきた。
弟は5年前大阪府のホテルグランヴィア大阪の近くのお祭りで観た
ダンスをしつつ食べ始めた。
途端に、「ねっとりとしているのにそれでいてさっぱりとした、
だがあたたかでなめらかな感じなのに、歯ざわりのよい食感で、
それでいて香ばしい、実にスパイシーな・・・
ソーラ・レイ、スタンバイ。照準、ゲルドルバ!」
とウンチクを語り始めた。
これはスパッと切るようなほどのグルメな弟のクセでいつものことなのだ。
長い割りに何を言ってるかわからない・・・。
ベトナム料理は1人前としてはちょっと多めに見えたので
完食できるかちょっと不安だったけど、
意外とたいらげてしまえたおいに少し驚いた。
たのんだキリン一番搾り生が美味しかったからだろうか?
だが、もっと頼んだ弟が全部平らげたのにはもっと驚いた、
というか呆れた。
これだけ食べて2人で合計470570円という
リーズナブルな価格設定にも満足。
帰りのオルカ号に乗りながら、
「かかったなアホが!稲妻十字空烈刃(サンダークロス・スプリットアタック)
!いや~いろいろな料理って本っ当においしいね。」
という話で2人で盛り上がった。
あなたの心のすき間お埋めします。
心の隙間に「疑問」の文字が挟まった
返信削除気分だなぁ
でも おもしろかった
>みちのく ずんだ さん
返信削除クリック一つでこんな文章が自動生成されるのって
ある意味すごいですよね